ニューリーフ・アカデミー − 【絶対学力】を育てる算数・国語・英語教室 (どんぐり倶楽部公式準拠教室)
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HOME > アオムシ君物語
※このページにおける記事は、すべて許可をいただいて「どんぐり倶楽部公式ページ」の糸山先生の記事を引用しております。
  アオムシ君に飛び方を教えてはいけません。

 だって、アオムシ君には、まだ羽がないのですから。羽になる部分があると分かっているからと言って、その部分を動かし続けても丈夫な羽にはなりません。

 アオムシ君のすべきことは、
葉っぱを食べることです。栄養いっぱいの葉っぱを食べることです。

 特に、お母さんが
飛び方を教えるのは一番いけないことです。なぜなら、アオムシ君は、お母さんが大好きだから、お母さんに応えようとして、葉っぱを食べる時間をさいて飛ぶ練習を一生懸命にします。練習すれば羽になる部分が動くようにはなりますが、それは本物の羽ではないのです。

 それは異常な動きで、意味のないことなのです。

 そして、羽化できても栄養が足りなくて羽を広げて飛び立つことが出来なくなります。悪くすると、サナギから羽化することさえ出来なくなってしまいます。あるいは、羽を動かすことを苦痛に感じて蝶になることを嫌がり、自分の意志でサナギのままに止まってしまうかもしれません。

 人間の場合は、外見では判断できないのでアオムシ君以上に注意して見守る必要があります。

 小学生を見たらサナギだと思って下さい。スピードではなく栄養を与えてあげましょう。

子育ての秘訣「アオムシ年表」※3年周期の成長を知る
 「人は言葉によって育てられる」と言われています。暖かい言葉のシャワーが心の成長を促し、豊かな言葉のやりとりが頭の成長を促すのです。大人になる(成人する)とは言葉で考えることができるようになる(抽象思考ができる)ということです。
 ですから子育てを考える時は、言葉の修得を中心に据えた子育てを考える必要があるのです。言葉の習得は思考の発達とも密接に関係しています。言葉の修得と思考の発達を考えながら子育てを見てみると、子育ては大きく分けて3つの時期に分けることが出来ます。
▽言葉を話すようになる3歳までの言語習得時期
▽論理的な思考ができるようになる9歳までの思考力習得時期
▽抽象思考と知識を身につける15歳までの知識集積時期
 さらに、これらの期間は3年サイクルで変化しながら成長を続けます。学校の教科書もこの成長・発達過程とほぼ同じピアジェの理論(思考の発達理論)を踏まえて構成されていますので、ここで示した各々の時期での十分な成長・発達がなされていないと、学習に支障をきたすことになります。人間の頭の成長・発達は外見では分かりませんので、人間の頭を蝶に例えてお話します。「子供は小さな大人ではない」のです。脳はまだ出来上がっていないのです。大人に有効な手法でも子供には致命傷を与えるものがあります。スピード学習徹底反復学習です。
どんぐり倶楽部 【egg-years・1〜3歳】卵・乳児
【言葉の獲得】

※卵から出て最初の栄養となる卵の殻(ゴールデンフード・母親からの贈り物)を食べる。

※人間も同様に頭の成長に欠かせない思考発達のための道具となる言葉を母親から獲得する。どちらも母親からの貴重な贈り物です。


どんぐり倶楽部 【aomushi-years・4〜6歳】幼虫・幼児
【言葉の操作・思考の準備】

※栄養のある葉をいっぱい食べる。情報たっぷりの言葉を味わう。 

※この時期に栄養のある葉(言葉)を食べることが大事なのです。栄養のある葉とは情報満載の体験的学習のことです。
※アオムシ君はいつもお腹がペコペコ。だから何でもよく食べます。でも、この時期に悪


どんぐり倶楽部 【sanagi-years・7〜9歳】サナギ・小1〜小3
【具象思考の成熟・飛躍の準備】

※成虫になるための最も劇的な変化をする時期で、外界からの余計な刺激を受けないように殻を作っている。

※人間も同様に、この時期に頭の中で具象の世界から抽象の世界への飛躍という大人(成人)になるための頭の大変身に向けて準備をしています。この時期に余計な刺激は厳禁です。この時期に的外れな教育を受けると準備が出来ずに飛躍の時期を逃してしまいます。すると、見かけは大人でも頭は未成人(子どものまま)ということになってしまいます。

★サナギ状態:大変化(変態)する時に余分な刺激を与えてはいけない。カブトムシもクワガタもサナギの時に余分な刺激を与えるとサナギのまま死んでしまう。そっと見守っていなくてはいけないのだ。中では今までの栄養で作った全エネルギーを使って変身しているのです。
どんぐり倶楽部 【jumping-year・9歳】羽化・飛躍
【具象思考から抽象思考への飛躍・成人になる資格を得る】

※サナギから出なくては蝶が成虫になれないのと同様に、抽象的な思考が出来ないと人は大人にはなれません。ここで、9歳以前の豊かな体験的学習の成果が問われるのです。この境を乗り越えないと正常な発育は望めません。


どんぐり倶楽部 【prebutterfly-years・10〜12歳】■飛翔準備・小4〜小6
【抽象思考の成熟・頭は大人の考えが出来る】

※羽を乾かして自由に飛び回る準備をします。

※9歳の壁を乗り越えて、ここまで来れば、この先は個性を生かして様々 な経験を積めば時間がかかっても問題なく成長します。


どんぐり倶楽部 【butterfly-years・13〜15歳】蝶(成虫)・中1〜中3
【頭は大人と同じ・頭の鍛錬期】

※体の成長はまだ続きますが、頭の成長はもう完了していますので、個性や状況に応じて必要な知識をドンドン吸収させていい時期です。

※高校進学を希望するのであれば、高校入試を目指して猛特訓をしても何の支障もありません。

※高校進学を希望しないのであれば、この時期にコンピューターをマスターすることもいいでしょう。


●年代別子育て合言葉※蝶の変化と比較しながら読んで下さい。
どんぐり倶楽部 0〜3歳【思考手段としての言葉の獲得】
『ワガママ言える子、成長してる』

不快感を与えないように適度なスキンシップと暖かく快い声かけを心がけて下さい。この時期のワガママは単なるワガママではなく、正常な発達をするための要求です。ここでは全てを子ども中心にして子どもが満足するまでガンバリます。

何と言っても「情緒の安定」が最優先課題ですから不快な思いをさせてはいけません。家庭での目安は夜泣きしない子です。

言葉の獲得は母親の発した言葉を模倣・学習・記憶して行われます。人一倍手が掛かるのもこの時期ですが、この時期にいかに母親が心身共に健康であるかが大切な要素になります。母親は自分への負担を軽くして、子どもと接するときには快適な空間を作れるように自己管理することが大切です。出来るだけ周りの手を借りて負担を減らすことが子どもにとっても快適でいられる条件となります。長期間保育でも質が高ければ何の問題もないことは既に裏付けされています。(前出:『長時間保育が3年後の子どもの発達に及ぼす影響に関する研究』三菱財団報告書)様々な工夫をして快適な子育てを目指して下さい。

この時期に欲求不満が高じると情緒が不安定になり、何をやっても受け付けなくなってしまいますので要注意です。危険信号としては、金切り声を上げるという行為があります。金切り声は欲求不満の印です。少なくとも3歳までは、子供に欲求不満を感じさせないようにしたいものです。

言葉の獲得には、お母さんの「語りかけを伴った体験的情報入力」が必要です。例えば、お風呂に入っているときには、お湯や石鹸や「熱い、冷たい」等のことを楽しく語りかけるなどです。従って、この時期の文字情報や実体験できないことを見たり聞いたりすることは的外れな学習と言えます。実体験を通した豊かな声かけ・語りかけをお願いします。どんな場合でもポイントは
「楽しく」です。

どんぐり倶楽部 3〜6歳・年少・年中・年長【基本語句の獲得+言葉の操作練習】
『ゆっくり・ジックリ・丁寧に』

声かけから読み聞かせへと移行します。また、丁寧な対話を心がけて下さい。この時期は話をしてあげることが最も大切なことです。栄養たっぷりの質の高い豊かな言葉を与えてあげて下さい。この時期の豊かさが全ての基礎になります。

もちろん、体験的学習に勝る豊かさはありません。楽しい体験としての読み聞かせをする(質問しない)こともいいことです。知的系統的学習は情報が貧弱すぎて悪影響を及ぼしますので要注意です。十分にお話をしをしてあげることが最も重要なことです。

習い事の氾濫などは「百害あって一利なし」です。ただし、味わうことについては旺盛な吸収力を持っていますので、積極的に見たり聞いたりすることはいいことです。例えば、ピアノを習わせるのではなくコンサートを聞きに行く。お絵かき教室に行かせるのではなく美術館に行く。つまり、入力の質を高めるということです。豊かな入力あってこその豊かな出力なのです。味が分からなくてはいかに優れた技を持っていても一流の料理人には絶対になれないのです。

質の高い豊かな体験が最も重要な時期です。内容豊かな基本語句と言葉を操作するお手本を示す必要があります。お母さん(保護者)の言葉が全てお手本となりますので心して話すようにしましょう。豊かな畑を作るために土を耕しているところです。大変な作業ですが手抜きは出来ません。

頭にきても命令口調はよくありません。「〜しなさい」ではなく「〜しようか」「〜しましょう」「〜できるかな」「〜してくれるかな」「〜するよ」という風に話し方を工夫して、子供への言葉(栄養)を大切にしましょう。この時期の(量ではなく質の高い)豊かな言葉が具体的な思考をする次の段階での力になります。

どんぐり倶楽部 6〜9歳・小1〜小3【具象思考期】
『見て見て聞いてを大切に』

話したくてたまらない時期です。とことん話を聞いてあげることが大切です。6歳まで十分に話をしてあげた子は自然に自分から話を始めます。ここでの母親の役目は聞き役です。具体的な対話によって具象概念の操作練習をしているのです。具体的であれば、かなり複雑なことでも理解できます。様々な具体的思考が抽象的な思考への移行を助けるのです。

ここで、十分に考える力を育てないと最難関である9歳の壁(抽象思考への飛躍点)を越えることができなくなります。この時期までの知的系統的教育は厳禁です。そんな時間的余裕はありません。具体的で理論的な言葉を分からせるような工夫をして下さい。展開を重視した読み聞かせをするのもいいでしょう。

学習としては良質の算数文章問題がいいでしょう。但し、スピードを要求してはいけません。具象世界から抽象世界への飛躍の準備期間(最もエネルギーを要する時期)なのですから余分なことはせずに考える力を育てることに全力を注ぎます。学習の本質は覚えることではなくて理解することです。間違っても「できる」だけの学習はさせないで下さい。

また、この時期にすべきことは効果的な学習方法を習得することと先行学習ではなく深い学習を心掛けることです。不必要な知識の集積や平均以上の速さ等を求めると、高学年での学業不振につながります。少量の少し複雑な問題をゆっくりジックリ丁寧に考える練習が不可欠です。

もちろん読み聞かせは最低でも小3まで続けて下さい。この小1〜小3の過ごし方が、その後の全ての学習の基礎になります。


どんぐり倶楽部 9〜12歳・小4〜小6【抽象思考力獲得期】
『理屈っぽいのが成長してる』

9歳の壁を乗り越えると、抽象思考が出来るようになります。成長の最終段階を迎えたことになります。ここでは言葉のキャッチボールが大切です。抽象的な推論ができるようになりますので、抽象的で理屈っぽいことを言い始めます。学習面でも抽象概念を駆使して多くの項目を理解しなければならなくなっています。

小1〜小3の時期に十分なウォーミングアップ(考える力の養成)をしていないと今までの表面的な成績は直ぐにはがれ落ちてしまい『満点落ちこぼれ現象』の当事者となってしまいます。逆に小1〜小3の時期に十分なウォーミングアップ(考える力の養成)をしていると、学習内容が高度になるにもかかわらず勉強が面白く感じられるようになります。

この時期のためにも、くれぐれも小1〜小3の時期に考える力の養成を心掛けて下さい。もちろん、まだまだ速さを求めてはいけません。じっくり考えることで大人と同じ思考が出来るようになります。


どんぐり倶楽部 12〜15歳・中1〜中3【思考熟成期】
『生意気な小さな大人になっている』

この時期が知的系統的学習には最適な時期です。存分に鍛えてください。頭の鍛錬期にあたりますから、多少無理しても結構です。学習に関しては「鉄は熱い内に打て」とはこの時期のことになります。この時期より前に打つと鉄といえども液体状態なので飛び散ってしまいます。

高校入試に向けての3年間となりますが、実は理社も含めて高校入試の内容は小4から始まっていますので、この時期は高校入試の折り返し地点なのです。つまり既に高校入試の半分は学習を終えているということです。この事実は小学校の理社の教科書と中学校の理社の教科書を比較するとよく分かります。

従って、弱い科目は早急に小4からの復習が必要になります。逆に小4〜小6の学習内容を完全に消化している人にとっては余裕の3年間になるでしょう。

いずれにしても、この時点で学業不振に陥っている場合は「正しい学習方法を身につける」「基礎項目を復習する」「高校入試のレベルを知る」「無理のない計画をたてる」と早急に学習環境を整える必要があります。

▼資料13・思考の発達に沿った正しい学習手順▲


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